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先日、介護認定について調べていたら介護認定に有効期限があることを知りました!!
有効期限は原則として12ヶ月になるので、1年に一回は介護認定を受けなければならず、有効期限を過ぎてしまうと認定の効力がなくなり、介護サービスの費用が保険の対象外になり、費用の全額が自己負担になってしまいます。
介護認定の有効期限は自動的に更新されないので、有効期限が過ぎる前には更新の申請をする必要があるので、注意してくださいね。
有効期限がある介護認定ですが、右半身不随の母の介護区分が気になったので聞いてみると、「私は要介護2だけど、施設にリハビリに行くと、同じような身体状況なのに要介護4で認定されている人がいる・・・」とぼやいていました。
どうして同じような身体状況なのに介護認定の判定結果が変わってしまうのか気になったので調べてみると、全国的にもこのようなことは起きているようで、各市区町村などではこのようなことが起きないようにと、講習をしていたりマニュアルの改訂など、調査員のレベルの標準化を進めているようです。
調査員によって判定結果が変わるのはおかしいかなと思い、自分でも事前に介護認定がシュミレーションできないかなと思い、調べてみました。
すると、要介護認定シュミレーションという無料で利用できる介護一次判定ソフトをみつけたので試してみることにしました。
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要介護認定シュミレーションのメリットとデメリット
要介護認定シュミレーションができる介護一次判定ソフトは、岡谷システム株式会社が販売している要介護認定(一次判定)アプリの「トリケアトプス」というソフトの無料体験版になります。
パソコンを使ってWEBページ上で利用することができ、アプリをダウンロードすれば、iPhoneやiPadなどios向けのデバイスでの利用が可能になります。
まずは、無料で要介護認定シュミレーションができるトリケアトプスという介護一次判定ソフトを実際に使ってみて、そのメリットデメリットについてみていきます
要介護認定シュミレーションのメリット
要介護認定シュミレーションのメリットは、以下の4点になります。
- 要介護認定シュミレーションで介護の度合いがイメージできる
- 介護認定の知識が無くても利用できる
- 初めて介護認定を受ける前や更新前に目安となる介護度がわかる
- スマホアプリもあるので、いつでも手軽に無料で使える
要介護認定シュミレーションのデメリット
要介護認定シュミレーションのデメリットは、以下の2点になります。
- シュミレーションなので、実際の介護認定での判定結果が違うことがある
- 面倒な設定とかは無いが、入力をしていくのに5分程の時間がかかる
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要介護認定シュミレーションができるトリケアトプス
無料で要介護認定シュミレーションができるトリケアトプスですが、使い方は簡単で該当するボタンをクリックするだけの入力で、ボタンのところにマウスを移動させると、ポップアップでその内容を説明してくれるので、特別な介護の知識も必要ありません。
では、実際にどのようなソフトなのか使い方をみていきましょう。
トリケアトプスの使い方
要介護認定シュミレーションで入力していくのは、身体機能・起居動作や生活機能、認知機能や精神・行動障害、社会生活への適応や特別な医療、日常生活自立度や主治医意見書の7項目について、64の質問になります。
入力する画面はこんな感じです。
選択を補助してしてくれるポップアップ機能はこんな感じです。
全ての項目に入力して、「判定」をクリックすると、
7つの項目に64の質問があるので、時間がかかりそうに感じるかもしれませんが、実際に使ってみると約5分くらいで入力はできました。
また、パソコンと同じようにアプリをダウンロードすれば、スマホでも要介護認定シュミレーションができるトリケアトプスが使えます。
スマホの操作方法も簡単で、タップとスワイプの2つの操作で入力が完了します。
まとめ
ここまで、要介護認定シュミレーションができる一次判定ソフトのトリケアトプスについてみてきました。
トリケラトプスは、介護認定審査会委員テキスト2009改訂版(平成27年4月改訂)に準拠していて、独自の解釈による判定をしていないので信頼性は高いと思いますが、要介護認定シュミレーションの判定結果と実際の判定結果が必ずしも一致するとは限らないので、参考程度に利用するようにしてくださいね。
今回は「要介護認定シュミレーション」について紹介してきましたが、
「認定を受けるまでの手続きと流れ」についても以下の記事にまとめてあるので参考にどうぞ。
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