
この記事では、テラスや玄関、勝手口など屋外に手すりを取り付ける工事についてご紹介しています。
誰しも歳を重ねるごとに足腰は弱くなってきて、それまで感じなかった玄関や勝手口の段差が気になってきます。
「つまづいたらどうしょう・・」
「コケて骨を折ったら家族に迷惑がかかる・・」
「手すりがあれば安心できるのに・・」
などの不安や悩みがあるのではないでしょうか。
介護保険を使った住宅改修で庭に屋外手すりを取り付けることができるのですが、
今回は、玄関タイルや庭の土の部分に取り付ける工事を写真付きで紹介しています。
また、庭に出入りできるテラスにも屋外手すりをつけるという事例もお伝えしていますので、庭に屋外手すりをつけたいと考えている人は参考にしてくださいね。
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K様邸の工事内容
今回、屋外手すりを設置したのは、テラス2ヶ所、玄関、勝手口の4ヶ所になります。
今回設置する屋外手すりは、一部だけ壁に固定するタイプで、ほとんどはタイルや土、モルタルに固定するタイプで、モルタルやタイルは機械を使って丸穴を開け、土の部分はスコップを使って穴を掘っていきます。
工事は1日で終わるのですが、手すりの下部を固定するのに、モルタルを使っているので、
完全に固まるまで2日ほどの養生期間が必要になります。
手すりの高さは利用者さんの体形などに合わせて設置するのですが、
おおむね75cmから80cmが標準的な高さになります。
もし、手すりの高さを決めかねることがあったら、
以下のポイントを参考に手すりの高さを決めるようにしてください。
- 使っている杖の高さ
- 直立して手を垂らしたときの床から手首までの高さ
手すりはの高さの基準についてはコチラ↓の記事を参考にしてください。
⇒手すりの高さに基準はあるの?高齢者が喜ぶ高さに手すり取付ける方法とは
屋外手すりの取付け
【テラス1】




階段状にタイルが貼られた床から飛び石を使って庭に降りるための手すりになります。




【テラス2】




掃き出し窓からモルタルの階段を使って庭に降りるための手すりになります。






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【勝手口】


勝手口からモルタルの階段を使って庭に降りるための手すりになります。




【玄関】




階段状にタイルが貼られた床を使って外への出入りをするための手すりになります。




K様邸の工事のまとめ
ここまで、玄関タイルや庭の土の部分に屋外手すりを取り付ける工事を写真付きで紹介してきました。
屋外手すりを取り付けることで、以下のメリットがあります。
・安心して階段を上り下りができる
・階段でつまづいたり、コケる心配がなくなる
介護保険を使った住宅改修で屋外手すりを取り付けることができるので、
不安なまま、ケガやつまづきを心配しながら階段を上り下りすることがないように、
早めに屋外手すりを取り付けるようにしてくださいね。
今回は「住宅改修で庭に屋外手すりをつけた事例」について紹介してきましたが、
「屋外手すりの埋め込み工事で失敗!?事例」についても
以下の記事にまとめてあるので参考にどうぞ。
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